さらばシンガポール。そして・・・
お久しぶりでございます。
ものすごいお久しぶりでございます。
なんでこんなに間が空いてしまったのかというと、実はわたくしもうシンガポールにおりません。
と、なれば普通は日本に帰国かな?となるところですが、私どもは他国にスライドと相成りました。
それも、パリに。
そうです、あのおフランスのおパリでございます。
正直、主人からスライドの話を聞いたときは、
「えー・・・」
と思いました。
だって、シンガポールのゆるいフリーダムな空気に慣れきっていたから。
日本にいるのと変わらない便利さに慣れきっていたから。
何より、異国生活を共に助け合ってきた、愉快で気のおけない友人達がいたから。
東京からパリへ赴任だったら、もしかしたら喜んだかもしれない。
でも、シンガポールで、生活は「おしゃれ」とか「素敵」だけじゃ成り立たないってわかってしまったんだもの。
しかも、私第二子授かっているのです。
一度出産を経験している、慣れた場所で産みたかった…!
とはいえ、辞令が出てしまえば仕方がない。
まずやったことのないフランス語の勉強を始め、勤め始めたばかりの仕事を辞め、断捨離したりシンガポールでやり残したことをやったり、着々とスライドに向けて準備を始めました。
そして、後ろ髪と言わず全髪の毛をわしづかみされる思いでパリへやってきました。(14時間のフライトを、2歳児とお腹の子とともに! ヒエーーーー)
さてさて、パリではどんな生活がまっているでしょうか?
こちらでブログを続ける予定ですので、ご興味のある方はぜひ覗いて頂けたら嬉しいです!
https://luluparis.hatenadiary.com/
(あ、あとシンガポール生活で書きたかったのに書かずじまいだったこともあるので、もしかしたらこちらのブログも更新するかもしれません! )
Grab(タクシー)にスマホを忘れたらどうするか。
ちょっと前の話になるのですが。
また家族でJewelに行った時のこと、さーてまだ空いてるうちにプレグラで息子を遊ばせようかね!なんて言いながら歩いていたら。
突然、オットが真っ青な顔をしてパンパンと身体中を叩き始めるじゃないですか。
何事かと思ったら、「…やばい。タクシーにスマホ置いてきた」とボソリ。
おう。そうかそうか。
やっちまったなー!
とりあえず、ドライバーが気づいてくれないかと、私のケータイから電話をかけまくるオット。しかし気づいていないのか、運転中だから取れないのか、全く出る気配がありません。
うちのオット、普段は冷静沈着でめちゃ頼りになる人なのですが、IT大好きスマホでなんでも管理するの大好きなせいか、手元にスマホが無いという事態にすっかり気が動転している様子。
「Grabのカスタマーセンターに電話してみようか」という私の問いに、この世の終わりのような顔で「カスタマーセンターの番号ってどうしたらわかるんだろう」と返答。
「うん、ググるんじゃないかな!」
これは私が頑張る番だわと早速「Grabに忘れ物をしたら」と検索して、このページを見つけました⬇️
最初の方に、「アプリのHistoryから乗車履歴を選ぶ」とあるのですが、そもそもBookしたスマホが手元にないのでスルーして読み進めます。
下の方に行くと、紛失した物や氏名を入力送信するフォームがありましたが、事態は一刻を争うのでここもスルー。すると一番下に、「Call us」のボタンが。
よっしゃこれや!
そこをクリックしたらCustomer Centerに電話がかかりました。
初めは音声ガイドが流れるので指示に従ってボタンを押します。
最後にオペレーターに繋いでもらうように番号を選び、繋がるのを待ちます。
この時は意外とすぐつながりました。
そして、オペレーターに
①スマホを車内に置き忘れたこと
②スマホの特徴(機種やカバーの色など)
③どこからどこに乗車したか等
を伝えると、私達がどのタクシーに乗ったかを調べてくれます。少しの間保留になり、程なくしてオペレーターが戻り「今からドライバーの電話番号を伝えるから、受け取りの調整をしてください」とのこと。
おっしゃぁぁぁ!!
番号を教えてもらい、すぐドライバーにかけました。(実はこの時、手元にペンもメモ帳も何もなかったので、脇ににあった植え込みの土のところに枝で番号をメモしました笑。必死。)
ドライバーにかけるとこちらもすぐ出て「ケータイでしょ?チャンギまで届けに戻るよ!」と言ってくれ、心底ホッとしました。
オットに伝えると、こちらも心からホッとした様子で、蒼白だった顔にやっと血の気が戻ってきました。
そして、15分ほどでドライバーさんと合流でき、無事スマホはオットの元に帰ってきてくれました。
(ちなみにお礼兼チップということで、最初に乗ってきた料金と同じ額をお渡ししました)
それにしても。
Grabのシステムって本当に素晴らしいなと痛感。
これがスマホじゃなくて違うものだったらアプリから対応できるのだろうし、まず流しのタクシーだったらもうお手上げですもんね。
海外だけどボッタクられる心配もないですし。
乗客がドライバーの評価もできて(アプリ上で星をつけるシステム)、それが公になっているので、女性一人でも安心して利用できるし。
シンガポールってこういうシステムが本当に進んでると思います。
さすが、外国人が住みやすい国第1位!
とかなんとか、ホッとした勢いでテンション高めに話し合う中年夫婦。
いつも私がオットに頼ってばかりなので、たまにはいいとこ見せられてよかった、シメシメと思った休日でございました。
皆さまも、お忘れ物にはくれぐれもお気をつけくださいね。
映画版キングダム in Singapore!
私、地味なアラフォー母さんなのですが、結構漫画好きだったりします。
シンガポールで、日本の本を紀伊國屋さんなんかで買おうとすると、日本の倍くらいするのですが、今は電子書籍という便利なツールがあるのでチョチョイのチョイ。
日本と変わらず漫画ライフを満喫していたのですが、なんとこの度映画版キングダムがシンガポールにもやってくるというではありませんか!!!!
え、大沢たかおが王騎将軍?!
長澤まさみが楊端和??!!
えっと、若い俳優さん達はワカラナイ!!!
しかも実写版なのになかなか評判も良い!(←)
これはもう行くしかないでしょーーーー
と、いうわけで、行ってきました!!
キングダム in Singapore!!
結論から言うと、
面白かった!!!
もちろん評論家でもなんでもないのですが、自分のブログなのでイチ映画好きとして好き勝手言わせて下さいませね。
正直、この映画が面白かったのはひとえに役者さん達のおかげかと。
それぞれの活躍を振り返りたいと思います。
- 信役の山崎賢人さん
事前に読んでいたネットの口コミだと賛否両論あった山崎さん。正直、確かに意見が分かれるのも頷ける内容でした。決して山崎さんの演技が下手なわけではないんです。アツい感じも信らしさがあって、少年漫画の主人公ぽくて良かったんです。が、ちょっとそれがいつも過ぎたかな…というところと、「え?そこからのいきなり血管ブチ切れMax??」という唐突感がちょっとあったかなと。特に、漂が王宮に呼ばれた後数ヶ月後(数年後?)に致命傷を負ってふらりと帰って来た時に「え?え?」みたいな迷いもなくいきなり「ひょう゛お゛ぉお゛ぉぉお゛お゛!!!」と藤原竜也さんも真っ青の雄叫びカマされてたのがだいぶ違和感。全体の尺と編集のためかなぁ。でもアクションシーンは躍動感があって格好良かった!
- 嬴政/漂役の吉沢亮さん
実はこの映画を見るまで存じ上げなかったのですが(というか今の若い俳優さんはほとんど知らない)、一緒に行った若いママ友が「今日は吉沢亮きゅんに癒されてくる!って旦那に言ってきました!」と言っていたのでどんだけのイケメンかと期待していたのです。そしたら、期待を裏切るどころか上がったハードルをやすやすと超えてきた吉沢さん。さすが、「国宝級イケメン」とまで呼ばれていらっしゃるお方。いつどこを切り取っても美しい。しかしビジュアルのみならず、若き王を気品たっぷりに演じられていました。漂との演じ分けも良かった。奴隷ながらも品と情熱と優しさを持つ漂、気品と芯の強さと野望を熱く胸に宿す王を、表情だけですぐにどちらかわかる位上手に演じられていました。この映画では吉沢さんの演技に一番泣かされました…。 - 王騎将軍役の大沢たかおさん
最初にキャストを見た時、「え?大沢たかお?」と思いましたが、開けてびっくり。いやー完全に王騎将軍がいたじゃないですか!あの唇、不敵な笑み、ぶっといウデ。「アメトーーーーーク」のノブコブ・吉村さんが王騎将軍でしょう!なんてネットの声もありましたが、あんなド派手なメイク無しで王騎将軍になれちゃう大沢さんすごい。映画開始30秒ほどで大沢さんが登場した時、「王騎将軍や…!!」とその存在感に圧倒されてなぜか涙が出ました。ちなみにあの「ンッフゥ」という笑いもしっかりナチュラルに再現されていました。(流石に「コココココ」は無かった) - 楊端和役の長澤まさみさん
正直こちらも最初「え?」と思ってました。長澤まさみちゃん…綺麗だけど、楊端和になるにはちょっと可愛すぎるしホワッと優しい感じだよね?と。ですがこちらも見てびっくり。いやーーーあなたこんな事もできたのね。めちゃめちゃカッコイイじゃないの!!!元々長い脚に素晴らしいスタイルをお持ちなので、歩いてるだけでも格好良い。低いトーンでのセリフ回しに、敵を切った後「ブン!!」と剣についた血を振り払う様なんかもう痺れました。戦いの最中に山の民にその言葉で叫びかけるシーンも、一瞬なのに鳥肌立つほど格好よかった。そこだけもう一回観たい。 - 河了貂役の橋本環奈さん
もーー人気があるだけですぐこうやってキャスティングするんだからーと思ってましたが、なかなかよかった!顔は可愛過ぎちゃったけどそれはもう仕方ないし、その可愛すぎるというなんとも羨ましいハンデを背負った上でちゃんと男の子っぽくテンの感じでてました! -
成蟜役の本郷奏多さん
もうどの作品と言わなくても見たらすぐ「成蟜!!」と言ってしまうくらい成蟜だった本郷さん。表情・立ち居振る舞い、これ以上ないだろうってくらい成蟜でした。若い俳優さんで上手に悪役できるって良いね。あれだけ表情と雰囲気だけでオリジナルキャラクターを再現できるのって本当すごい。ぴったりでした。 - 騰役の要潤さん
要潤さんって出て来ただけでなんとなく笑っちゃいませんか?(←失礼。愛されキャラという意味です)騰と要潤さん自体はそんなに似ていないのですが、騰の「見た目は西洋人ぽいオトコマエなのに三枚目キャラ」なところがぴったりでした。次回作でファルファルも見られるかな? - 壁役の満島真之介さん
意外な配役でしたが、「人が良さそうでちょっと弱そうなのに信頼できる感じ」がまさに壁!アツかったり濃かったりなキャラが多い中で、満島さんが映ると画面がほっとしました。 - 昌文君役の高嶋政宏さん
濃さ、見た目の暑苦しさ(オリジナルに忠実という意味で…。彫りが深くて端整な顔立ちともいう)、若き王への忠誠心の表現などをしっかり再現されていました。避暑地で嬴政と再会するシーンは漫画の場面が脳裏をよぎるほどでした。
と、ここまでは俳優さん達の素晴らしさを書いてきたので、少し、気になったところも…。
一つ目は、というかこれがいっっっっっっちばん気になったのですが、序盤に場面転換する時、ほぼ毎回ワイプだった事。もうね、正直これされるだけで萎えるんですよ。あ、もうこの作品を大作に仕上げる気はないんですねって思ってしまう。トゥルルルル〜って右から左、左から右へとコミカルに流れていく様子はほんとギャグ。
コメディ以外の映画ではワイプの使用を禁止する法律でも作って欲しいくらいです。
関係ないですが、私の中の「マイベスト・クソ映画」(ワーストではなく敢えてベストクソ映画と言わせてください)に「ドリームキャッチャー」があるんですが、こちらもワイプが使われていました。スティーブン・キング原作、キャストにモーガンフリーマンという名作になりそうなお膳立てなのに「は?」「え?」「ちょwwww」と声を出さずにはいられない衝撃映画です。ご興味とお暇を持て余している方はよかったらぜひ。
続いて演出編集系でいくつか。
信がムタやランカイ、左慈と戦うところで、あまり盛り上がらずなんとなく勝ってしまったような感じが個人的にはしてしまいました。各戦いの尺が短かったのかなぁ?なぜだかわからないけど、感情移入する前に登場人物達が熱くなって、叫びながらもなんとなく勝ったような印象。あと、ムタが鎖?をグルグル回して広げる場面は、ムタ目線だとギャグっぽくなるので俯瞰で撮った方がよかったと思います。
あと、これは一度見ただけなのではっきりとは自信がないのですが、初めて山の民が出てくる場面で、左上にいる民が一瞬手をはなして飛びそうになったのに不自然に戻っているような気がしました。何かで機会があったら確認でもう一回見たいと思います。
最後に、たまにいらないと個人的には感じた演出が…特に信が左慈と戦う場面のラストで信がグッと力を入れて踏ん張る時に、今までできた傷からプシュプシュっと血が吹き出るところ…あれは完全にいらなかったと思います。なんであんなシーン作ったんだろう。
…と、文句もいろいろ書きましたが、最終的には面白かったんです!
それに、映画を観た帰りにあーでもないこーでもない言うのも、映画の醍醐味の一つですよね?
そういう意味でも隅々まで楽しませていただきました!
家に帰るまでが映画鑑賞!
ちなみに行く映画館を探していた時、Popcornというサイトを見ていたのですが、長くても1週間先までしか上映情報が載っておらず、ギリギリまで更新されないのでハラハラしながら検索していました。
結局、都合の良い時間帯が一館でしか上映されておらず、Ang Mo KioにあるCatheyまで行ってきました。MRT直結だったので結局は便利でしたが。
チャンギのJewelに行ってきたよ!
あーーーーーーーーー。
三連休だわ。まごうことなき三連休だわ。
会社勤めをしていた独身時代。
お休みなんて嬉しい以外の何物でもなかったのに、ヤンチャ盛りの2歳児を抱える今は、毎週末どこに連れて行こうか悩んでおります。
というわけで、行ってまいりました!
Jewel Changi Airport へ!!
2019年4月17日にオープンした、チャンギ国際空港に隣接する大型複合施設。
かの有名なマリーナベイサンズと同じ、モシェ・サフディ氏による建築。
「Shake Shack」や、日本でも人気の台湾発バブルティー「The Alley」のシンガポール一号店などのグルメ施設をはじめ、有名アパレルブランドが並ぶショッピングモール、屋内では世界最大の人口滝「HSBC Rain Vortex」などなど、見どころ満載の巨大施設なのだ!
公式HP
三連休の初日だし、混まないうちに早く行きたくてタクシーで。
うちからだとS$20未満で行けました。
外観。ジュエルっぽい。
よーし、入るぞ!
エントランス。めっちゃキラキラ!ジュエルっぽい!
そして、奥へと進むと…
ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!
なんじゃこら!
と呆気にとられていたら列車が通過。
目の前でこの滝を見る為に電車乗る人とか出てきそうですね。
なんか神々しい。
とにかく写真を撮りまくりたくなっちゃいます。周りもみんな撮ってた。
はー、すごかったねーとオットと言いながら、他の場所もまわってみることに。
歩きはじめてすぐあったShake Shack。
おっ!今日のお昼はここにしよう!なんつったらすぐ横にすでに行列できてました。まだ開店前なのに。
やっぱ並ぶんだなーと思っていたらこんな記事が。
オープン初日に一番乗りした男性は、朝4:30から6時間待っていたそうな。
しかもビル自体が開くのが6:00だから、最初は外で待っていたみたいですね。すげぇ。
そんなに好きで一番乗りだったら嬉しいよなー。
まぁ、私達はそんな根性ないのでさっさと通り過ぎます。
そこでオットがポロリ。「確かにShake Shackも美味しいけどさー、俺はMeat Smithの方が好きだな」
あーーーーーーー。
Meat Smithって、私も好きなお店で、そこのチーズバーガーがめっちゃくちゃ美味しいんです。なんかもう野菜とかほぼ入ってなくて、お肉の旨みを味わう為だけに作られたみたいなやつなんですけど、すんごい美味しい。
付け合わせのポテトも魔法の粉がかかっててとまらない。
シンガポール在住の方、ぜひ火曜日に行ってみてください。
火曜日はチーズバーガーが割引になってるんで。(Telok Ayerのお店だけかも?2019年4月時点のお話なので、もし無くなってたらごめんなさい)
シンガポールにご旅行に来た方も、もうローカルフードは食べ尽くしたしなんか洋食行きたいなーってなったらオススメです。
ここ。↓
そして更に歩みを進めていくと、おしゃれなスタバさんや無印、MothercareやSeedなどのBaby用品店、Kate SpadeやCoach、Nikeなどのショップがずらり。
そして、鼎泰豊やティムホーワン、酢重などのレストランが並ぶ中、私たち夫婦の大好きな麺屋さん「Le Nu」も!
ちなみにこの日のお昼もここで食べました。
うちのオット曰く、「シンガポールで一番美味しい麺」だそうですが、それはちょっとハードルあげすぎな気がするので、「うん、安定の美味さ」くらいのイメージでお願いします。
そうして更にテクテク歩いていると、小さい子向けのプレイエリアあった!!
スペースはそんなに大きくないですが、息子大喜びでキャーキャー言いながら30-40分遊んでました。助かる〜
アクロバティックな遊具がないおかげで大きい子達がいないので、乳幼児でも安心して遊べます。
そして、他にもポケモンショップや(ここも行列してた)ラーメン蔦、ソンファバクテー、IMAXの映画館やFairPrice Finest、シンガポールで人気のIrvinsソルティッドエッグチップスなど、とにかくもう書ききれないほどたくさんのお店がひしめきあっています。
すごいねー、楽しいねーとはしゃぐ中年夫婦。
ふと気づくと息子のお昼寝の時間なので急いで帰路につきました。
ほんと、あっという間だったー。楽しかった。
お昼頃に帰ったのですが、その頃にはだいぶ人が多くなっていたので、今遊びに行かれるなら早めの時間がオススメです。Shake Shackなんかえげつない位並んでました。
(ちなみにうちは9:00前に行って割と空いてた。)
総評。
めっちゃテンション上がる!
だいぶ頭悪い感じの感想ですが、本当楽しかったです。
特に滝は本当にワクワクしました。夜にはライトアップもされるようなので、それもまた観に行きたいな。
Il Cieloでランチ。
シンガポール在住日本人なら多くの方が知っているであろうこちら。
たくさんの方々のブログで「ウニパスタが最高」と評されているIl Cieloに行ってまいりました。
実は本日は二度目の訪問。
一度目は急に思い立って年初に行ったもんで、築地が開いてないから仕入れができないという理由で、ウニパスタがなかったんです。
でも、代わりに頼んだ蟹のパスタがめっちゃ美味しかった。🦀🦀🦀
↓これ。めっちゃ美味しい。
ていうか、他のお料理もみんな美味しかったんです。
そんなわけだから、その中でも評判のウニパスタはどんだけ美味しいんだ!!
絶対また来よう、とオットと心に決めていたわけです。
で、本日の再訪。
人気店ですからちゃんと事前に予約をしました。席までスムーズに案内されます。
席からはプールが臨め、落ち着いているけれどリゾート的開放感がありとっても良い雰囲気。
メニューを確認して、よしよし、今日こそはウニパスタ(コース金額にS$15追加)を堪能するぞ!!とオットと二人してウニをオーダー。
気持ちがウキウキしているので中年夫婦も会話が弾みます。
そこにまずアペタイザーが到着。
私はマッシュルームスープをセレクト。
私、メニューにあると常に選んでしまうくらい、マッシュルームスープが好きなんです。自分で作っても美味しいし、どこで食べても大抵外れないじゃないですか。
もちろんこちらもとーーっても美味しい。
意外と濃厚すぎず、少しフレッシュさもあるように感じました。
そして、上にローズマリーが乗ってるんですがこれが合う!家でマネしてみようかしらなんて思ってしまう。
そしてそして来ました!!!
ウニちゃん!!!!シーアーチン!!!!
ウッヒョーーーーーーー!!!
盛り付け美しいし美味しそう!!!
美味し・・・。
・・・。
ごめんなさい。
実は、美しいとか美味しそうとかの前に。
思ってしまったんです。
「え、少なっ。」
きゃーーーーーーー。ごめんなさい。
でもでも、前の蟹パスタと比べてみてください。
↑これ、前回の蟹パスタ。
↓これ、今回のウニパスタ。
あっきらかに、違いますよね???
え、なになに?私達夫婦が小柄だから食べきれないだろうと調整してくれちゃった?
なんかもうテイスティングですか?っていうくらい少ない。(涙目)
・・・いや、お味は美味しかったんですよ、とっても。
柚子の風味がきいてて。カラスミなんかも乗っちゃって。
だから、不満とかじゃないんですけど。
ケチつけたい訳でもないんですけど。
でも・・・少ない!!!!
この後メインでポークベリーも頼んだんですが、
こちらも少ない。
(ミニ人参の大きさからわかって頂きたい!)
何度も言いますが、味は本当に美味しいんです。
心の中で「ホワーーーーーーーーイ!!!!」と叫びつつ、
オットと美味しいね、なんて言いながら和やかに食事は進みます。
最後はデザートにティラミス。
これはサイズバッチリ!
たっぷり大容量で(ああ、なんかすんごい貧乏くさくなってきた・・・)、めっちゃ美味しい!
マッシュルームスープに引き続き、ティラミスもあると必ず頼んでしまうのですが、
私がティラミスのどこが好きってクリームのところ。
このティラミスは、そんな私のクリームゴコロを思う存分満たしてくれるくらいたっぷりとろーりです。
そして、私がティラミスのどこが好きじゃないって、スポンジがコーヒーだかリキュールだかに浸してあるところ。
あれ、大人の味なのかもしれないんですが、単純に濡れたスポンジが好きじゃないんです。ひたパンとかもしない派。
ですが、こちらのティラミスは多分スポンジが浸ってなくて、クランブルが入っていて食感も良く私的にパーフェクト!!
あー、幸せ。
満足満足。
食後のコーヒーも飲み、お会計も済ませ、段差では「足元にお気をつけください(ニコッ)」と最後までお店の方も感じよく、素敵な気分でお店を後にしました。
そしてテクテク歩いていたら、オット。
「すごい美味しかったんだけどさ・・・少なくなかった?」
やっぱりーーーーーーー?
ですよねーーーーーーー?
オットがメインに選んだツナも、「?ツナどこ?」と探してしまうくらい小さかったらしい。
でもやはり味は美味しく、二人で出した結論は、
- 調理する人によって差がある。
- 一番品数の多いコースにしたので、品数がある分ポーションが少なめに調整される。
のどちらかであろうという事になりました。
散々言っておいて、「また行きたいね、次は別の食べよー」と話す私達。
しつこいようですが、味は美味しいし、お店の方の感じも雰囲気も良いんです。
次回は、前回と同じ品数のコースにして検証してみます。
だって、ティラミスなかったら、ラーメン食べて帰ってたよ!!
↓ご予約はこちらから。トップ画面右上から予約できそう。
https://www.hiltonsingaporerestaurants.com/il-cielo/www.hiltonsingaporerestaurants.com
もしくはこちらのChopeから。
シングリッシュ、can ah!
多民族国家のシンガポール。
言語も多岐に渡っておりますが、主に使われているのは英語と中国語。
シンガポールなんて旅行でも来たことなかったビビりの私は、渡星前、暇さえあればガイドブックだのブログだの読みまくっておりました。
それによると、シンガポールで話されている英語には独特の訛りがあって「シングリッシュ」と言われているそうな。
Can can!みたいにワードを2回繰り返したり、語尾にLahがついたり。
ほー。
らっくしょーじゃーん。
とか思ってました。
一応大学は英文科で、仕事では英語も日常的に使っていたワタクス。
それなりに自信あったんです。ところがどっこい。
レジで、
タクシーで、
ホーカー(屋台的なところ)で、
業者との電話で。
「全っっっ然聞き取れねぇ・・・」
もう、パッと見(聞?)、英語かどうかさえ判別つかない。
中国語?と思ってよく聞いたら英語だったってことがよくありました。
シンガポールへ来た初期の頃はもう毎日のように
「あ?あんだって??」
と、お前ひとみ婆さんかよってくらい(お若い方はググってください)聞き直しまくってました。
それでも。
人間とは学習する生き物。慣れてくるんですね。
半年くらいで(結構かかってる)耳が慣れてきます。何言ってるか大体わかってきます。
そこでわかった、私なりのシングリッシュ分析がこちら。
英語➕中国語の文法➕東北弁ぽい語尾アクセント
例えば、「どこ行くの?」「何買うの?」と聞きたい場合、シングリッシュだと
「You go where?」
「You buy what?」
と言います。これは中国語の語順に近い。
そして、聞き取りを難しくしている厄介な語尾アクセント。
Daddy、Mommy、News paper、Carefulなどみーーんな、
ダディー
マミー
ニュースペイパー
ケアフー
と、全部最後の音にアクセントがつきます。
あと、ガイドブックによく載っている「Lah」は私は意外とあまり聞かず、「Ah」の方がしょっちゅう聞きます。
「Can ah?(できる?これでいい?みたいな感じ)」
「No need ah?(いらない?)」
「Sorry ah〜(ごめんね〜)」
文法以外にも特徴的なのは、中華系の人々の無愛想さ。(特にお店)
日本人の「おもてなし」対応がデフォルトになっているこちらとしては、最初はびびる。
にこやかな「いらっしゃいませ〜!」みたいなのはほぼないので、慣れないうちはアウェイ感満載で入店することになります。
特に最初びっくりするのが、聞き返したり質問されたりする時。こちらの声が聞こえないと、
「ア゛ア゛ン?!」
と凄まれます。
先日友人とフィッシュヘッドカレーのお店に行った時も、頼んだライムジュースがなかなか来なくて、お店のオバチャマをちらっと見たら、
「ライムジュースア゛ァー?!ライムジュースア゛ァー?!」
と叫ばれました。こくんとうなづくとOK!って感じで持ってきてくれましたが。
しかし、これも慣れ。無愛想なのは彼らの普通の対応で(もちろん全員ではなくすごく感じ良い方もたくさんいます)、嫌味っぽかったり、威圧的だったり、差別されてるような感じは全然しないんです。
友人に、中国人で元CAの「いかに美しく装うかが女性の使命!」と豪語する美女がいるのですが、そんな彼女ですら聞き返すときはナチュラルに
「ア゛ア゛ン?!」
と言うので、これはもう彼らのネイチャーなんだと思うようになりました。悪気ゼロ。
というわけで、最初はびびるけどすぐ慣れるよ、ついでに言うと、日常会話のシングリッシュではニュアンス的な文法の英語は全然使わないから、英語に自信がない人でも心配ないよ!というお話でした。
ちなみに今だに100%は聞き取れないので、保険とか契約系とかの話は電話じゃなくてメールを使うようにしてるよ!
シンガポールの病院事情🏥
今回は、旅行でも移住でも気になる医療事情について。
経過観察中の疾患がある事もあり、私が移住時にまず気になったのは、シンガポールの医療事情。
結論から言うと、
全〜〜〜〜然、心配ありません!!✨
日系の病院がたくさんあります。日本語通じます。
と言うか、(日系病院を選べば)受付もお医者さんも、
日本人が対応してくれます。
大体の日系病院は綺麗で設備も新しい。
そしてもし、もっと専門的な診察が必要になった場合も、
ローカルの専門病院を紹介してくれたり、
必要であれば通訳もつけてくれたりします。
※ちなみにシンガポールの医療水準はとても高くて、
近隣国のお金持ちは、わざわざシンガポールまで
受診に来たりするらしいです😲💰🛬
私はシンガポールでは、
- 婦人科(第一子出産👶✨)
- 内科(風邪🤧💊)
- 小児科(息子のかかりつけ👶💊)
- 健康診断(日系&ローカル両方)
でお世話になりましたが、どこも先生が親切で、
安心してかかる事ができました。
ちなみに私が特によく行っているのは、
- 産婦人科:MOTOKO CLINIC
- 小児科:Healthway Japanese Medical Center
で、とにかくどちらも先生が好き!
特にモトコ先生には妊娠〜出産をお世話になり、
異国で初めての出産となって心細かったところを
どれだけ励まされたか…!(涙)
産後、診察に行かなくて良くなった時には
モトコロスになったほど😅笑
MOTOKO Clinicについては、出産時の様子も含めて
別途書きたいと思います💕
ヘルスウェイも受付の方の対応が良く、
人気の助産師さんがいて
先生も優しく親切なのに、全然混んでない!
多数の日本人が利用している某大手の病院なんかだと、
予約してるのに2時間待ちだったり…。
(知り合いの話。小さい子供連れだったり、具合が悪い時はキツイ💦)
私も1~2回行ったことがありますが、
受付の方の対応がイマイチで(忙しいから)、
沸点低めの私はピキキとなりました👿💣(笑)
※ただしヘルスウェイは、「内科」「皮膚科」「小児科」など
分かれておらず、日本人医師お二人がジェネラルに診察されているので、
専門の医師の診察が必要そうな時は、
そちらに行った方がスムーズかもしれません。
他にも、
- Raffles Japanese Clinic
- Japan Green Clinic(Paragonという高級✨ショッピングセンター内にある)
に通っている知り合いも数人いるので、そちらも良いかと思います😊
医療については、これから移住される方が
特に不安に思われるかなと思いますが、
こちらを読んで、少しでも安心して頂けたら嬉しいです💖
🌴🌺 lulu 🌺🌴